今年の世界情勢を左右する重要イベントを表にまとめてみました。今年は重要国の選挙ラッシュであることがわかります。先日、台湾総統選挙が終わりましたが、民進党の頼清徳氏が大差で勝利したようですね。独立を声高に叫ぶということではないようですが、少なくとも現状維持は主張していきそうです。
今年は台湾以外にもロシア、アメリカの大統領選もありますから、色々な世界情勢が特にアメリカ大統領選に向けては動きがありそうです。また、バイデンvsトランプのお爺ちゃん対決になりそうでなかなかアメリカも若い人材の台頭に苦しんでますね。しかも、トランプ氏が小差でリードという情報もあり、民事詐欺や名誉毀損、金融詐欺認定を受けている人が大統領になる可能性があるということで日本では考えられないことが起きてますよね。なかなか凄い国ですが、経済動向には注意が必要です。
もし、トランプ大統領が再選した場合、貿易政策は再び国内産業保護のモンロー主義になりますので輸入関税が上乗せされる可能性大です。日本の輸出産業は苦しくなりそうです。財政政策はより拡張されて、将来リスクはさらに高まる可能性あります。気候変動対策もひっくり返す可能性もありますのでエネルギー業界には注意が必要です。また、紛争関連ではウクライナからは一歩ひきますが、中東情勢には介入するでしょうから、アジアの対応をどうするかは非常に不透明になります。台湾、尖閣関連の日本の対応は増大すると思った方が良いでしょう。(輸出産業には厳しく、国内軍事関連産業は増大せざるを得なそうです)
また、まだ全然CMされてなくて忘れてましたが今年はパリオリンピックがありますよね。コロナ懸念も無くなった中での初めてのオリンピックで、パリ仕込みの演出にはすごく期待がかかりそうです。欧州にとってはロシアーウクライナ戦争で相当甚大は被害を受けてますが、このパリオリンピックが久しぶりの起爆剤になりそうですね。
日付 | イベント | 場所 |
---|---|---|
1月13日 | 台湾総統選挙1 | 台湾 |
2月24日 | ロシアのウクライナ侵攻から2年1 | ウクライナ |
3月5日 | アメリカ大統領予備選「スーパーチューズデー」1 | アメリカ |
3月17日 | ロシア大統領選挙1 | ロシア |
3月 | ウクライナ大統領選挙の可能性1 | ウクライナ |
3月 | 中国全国人民代表大会(全人代)開催1 | 中国 |
3月23日 | EARTH HOUR(アースアワー)2 | 世界 |
7月20日 | パリオリンピック開幕1 | フランス・パリ |
11月5日 | アメリカ大統領選挙1 | アメリカ |
投資戦略的にはパリオリンピック以降、アメリカ大統領選までは世界的な株価は上昇傾向で終わってからが厳しい情勢になる可能性があります。また、一番心配なのは中国不動産不況を発端とした中国経済の崩壊です。徐々に不況になる分には調整が入ると思いますが、一気に行かれてしまうと影響は甚大になり久々にリーマンショックを超える暴落が起きないとも言い切れないです。
そこには要注意しつつもNISAの恩恵は受けていく投資戦略が必要になりそうですね。具体的な購入銘柄についてはまた別途ブログにまとめていきたいと思います。