2022年は米国を中心とした世界インフレや新型コロナウイルスの感染が続き、米国NASDAQ市場を中心に後半は大荒れ、日本も数十年に一度の円安から一転して円高基調と何とも難しい相場でした。さて、2023年はどういう相場が予想されるか?
一つは米国のリセッション入りです。年明けからも米国ハイテク企業の大リストラが続々と始まっており、イーロンマスクが新しくCEOに就任したTwitterは従来の従業員の1/5までになっているようです。金融業界も貸倒れリスクに対する引当金を積み増してますので景気悪化への準備が始まっているわけです。
今までの数十年はGAFAMを中心としたハイテク企業の大躍進によって株価は急上昇してきたわけですが、これからの10年、特に2023年はその構図の大きな転換点になりそうです。代わりに成長エンジンになりそうなセクターはどこになるのか?一つはウクライナ戦争によるロシアの資源輸出規制からエネルギー資源は過去例を見ないレベルで高騰しており、石油・ガス等のエネルギー産業は株価としては急騰してます。また、中長期的に見れば量子技術、核融合技術、宇宙開発技術は成長していく産業になると思います。そういった中で今後10年の成長セクターがどこになりそうかを見極めることが重要な年になりそうですね。
一方で国内市場はどうでしょうか?今年の四季報新春号を読みますと、米国に大きく遅れをとってきたIT産業のいくつかについてはしっかりとした安定収益が得られてきつつ、株価が割安のままである企業がいくつか見られました。また、日本のお家芸でもある医療業界に絡む企業は特にコロナも含めた今後の感染防止対策の部分では海外でも収益を上げられそうな企業がいくつかありますよね。全世界的には不景気気味になり、家庭の予算も渋くなる可能性が大きいわけですから中古品市場もそれなりに魅力を増すセクターです。
私としては、国内も含めて2023年の序盤は少し様子見をしつつ、米国のリセッション入りタイミングを注視しながら年中盤〜後半にかけて投資を増やしていく戦略を取ろうと思ってます。また、日本に目を向ければ、24年から新NISA制度が始まるため、そこに向けた準備は着実にし始めているところです。NISAを活用した積立投資では各社とも顧客獲得競争が激化していくことは必至ですから、より顧客重視な勝ち組み枠に入るのが大事です。
私は新NISA制度への準備として、早速、三井住友x SBI投資による1%ポイント還元の陣営に入りました。
↓↓↓メリットの詳細は以下リンクに記載してます。
https://salary-man1982.com/wp-admin/post.php?post=347&action=edit
今年は株式相場にとっても大荒れになる可能性もあり、逆にそれは数年に1度の投資チャンスでもあるわけなので、しっかりとリスクヘッジを考えつつ、投資タイミングを大きく外さないということが大事だと思ってます。
個別株はまだ選定中ですが、リスクヘッジの部分ではやはり米国だけではなく、オルカンなどの全世界株を視野に積み立てること、また、ハイテク産業の割合が非常に課題なので、ここの比率には注意するつもりです。ハイテク産業は昨年から大幅に売られてますので逆に行き過ぎた部分は投資チャンスにもなります。国内市場も防衛や新エネルギー等のこれから成長が見込まれるセクターに対しての見極めが必要な年ですし、不景気時に強い消費財セクターは底堅いディフェンス株にはなってくれそうです。
そのうち目処が立ったらもう少し具体的に公開していきたいと思います。何より肝心なのは無茶なやり方で株式市場から退場させられないこと。株式市場に長くいればチャンスは巡ってくるはずです。
ではでは!